今回はBMW ミニ クロスオーバーの入庫です。
赤いボディーの納車されて間もないお車ですが花粉によるシミが目立ちます。
最近は花粉が少なくなってきて花粉のダメージは少なくなりましたがここ1ヶ月ほどで付いたシミでしょう。
特に赤・黒といった濃色車は塗装が柔らかく傷やシミが付きやすくなっています。
まだ新しいので目だった傷・汚れはありませんがスポットライトを当ててみると洗車によって出来たであろう細かい傷や
花粉のシミが目立ちます。
本来新しく傷の少ない車両であればウレタン(スポンジ)バフから磨けば良いのですが今回は花粉のダメージがあるので
ウール(羊毛)のバフから磨きます。
濃色車にウールを使うと傷等はよく取れるのですがバフ目がきつく入ってしまうので後の作業が大変になります。
ウールバフで傷取りを下あと今度はウレタンバフで磨きます。この際コンパウンドも細めから超微粒子に変更して光沢を
出していきます。
ウレタンバフで磨き終わったら最後にデュアルポリッシャーでバフ目を消します。
この時点でかなり綺麗になっています。
バフ目を消したらボディーについているコンパウンド(油分)をシリコンオフと言う薬品で完全に除去します。
除去できたらようやくコーティング剤の塗布に入ります。
こ塗布にもコツが有ってその日(時間)によって乾燥時間が変わります。
当店は屋内でエアコンで調整できるのであまりシビアではありません。(安定したコーティング被膜が作れます)
塗りこみ・ふき取りが完了したら拭き残し等が無いか入念にチェックし窓(ガラス)の清掃・タイヤワックスを塗って
完成です。
ぴかぴかの赤いボディーがかわいいでしょ!